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【イベントレポート】黒姫高原クラフト祭り 2024/9/28(土)・29(日)

朝晩は長袖が欠かせない9月の後半、長野県信濃町にて「2024信州しなの町・黒姫高原クラフト祭り」が開催されました。

今年で第16回目の開催となり、これまで以上に大いに賑わったお祭りの様子と魅力をお届けします。


イベント概要

黒姫童話館、黒姫スノーパーク、黒姫ドッグラン等を有する標高800mの黒姫高原で開催されるクラフト祭りには、長野県内外から多くのハンドクラフト好きと、自然好きな人々が大集合!

黒姫高原を歩きながら会場を回る人々


昨年度よりもエリアを大きく拡大し、過去最大の142ブースが出店。1.5キロに渡る遊歩道沿いには、個性あふれるクラフトブースだけでなく、美味しそうな香り漂うフードブースも軒を連ねていました。

年々人気の高まるクラフト祭り

今年の開催では、来場者数が昨年の2倍に増え、8,500人に達したそうです。人気が高まるそのワケをレポートします!

・ 大自然に包まれた会場

標高約800mという高原ならではの清々しい空気に包まれた会場には、遊歩道や芝生が広がり、全体を見渡せる高台も随所にあります。クラフト作品を愛でながら歩くのも楽しいですが、目線を上げればそこはまるで雲の上。芝生エリアではピクニック気分を味わいながら、ゴロンと横になるのもよし。ゆったり自由に過ごせる環境であることも魅力の一つです。

イベント会場は山々に抱かれた高原に位置する
町の公式キャラクター「一茶さん」と触れ合う子供たちも楽しそう!


また会場ではワンちゃんを連れている方も多く、中には大型犬が悠々と歩く姿も。無料の黒姫ドッグランが近くにあるので、地元だけでなく近隣エリアからも愛犬家の皆さんが集まり、お散歩ついでに会場を巡っているようでした。

・ 多彩な出店者さん大集合!

今年のクラフト祭りでは、長野県内でもトップクラスの142ブースの出店がありました。クラフトは革細工や木工に限らず、天然石やアロマ、どんぐり等の自然素材を活用する方まで。子供も一緒に体験できるワークショップも26ブースで開催されていました。

個性あふれる石を使ったジュエリー
優しい色合いが目をひく、草木染めのブックカバー
信濃町産の藍で染められたテキスタイル
手を使ってものづくりをする楽しさを味わえるワークショップは大人気
真鍮を打つ音が賑やかに響き合う
南アルプスからやってきやってきた木工工房さん


・ しなのまち観光協会の取り組み

イベント規模が昨年の倍となったクラフト祭りですが、その背景には運営者さんの工夫と熱い想いがありました。

しなのまち観光協会の担当者、木原さんにお話しを伺いました。

いつもは出店者枠が1週間で埋まるところが、今年は1日で埋まってしまったんです。そこで急遽エリアの拡大を検討し、出店ブース数を増やせるよう取り組みました。黒姫童話館に加え、黒姫スノーパークとの連携も叶い、駐車スペースが広がったことで車から会場へのアクセスも楽になりました。黒姫駅からの路線バスを増やすなど、初めての挑戦が多い中でしたが、地元の皆さんと力を合わせることで、たくさんの方々にお楽しみいただけるイベントができました。大盛況となりとても嬉しいです!(木原)

運営ブースでご案内をする木原さん(写真右側)

まとめ

全国からの来場者さん、出店者さんによって盛況に終わった信州しなの町・黒姫高原クラフト祭り。高原ならではの大自然に包まれた爽やかなお祭りとなりました。

黒姫高原には、黒姫童話館黒姫スノーパークの他にも、黒姫ドッグランや森林浴が楽しめる御鹿池など、魅力的な場所がたくさん。イベントにかかわらずとも、四季折々の黒姫を存分に体験できるエリアです。